jz_trunkの日記

日記.できるだけ毎日書こうとしている.

週末まで早くたどり着きたい

火曜日.起きた瞬間のどの痛みがあり,風邪かと思ったがショウガ紅茶などで対策して出社した. とりあえずこれを書いている時点では熱などは無いので大丈夫だったのだろうか. 朝通勤途中様々な水面が凍結していた.寒い.幸い風がそこまで強くなかったので体感気温がさらに低くなることは無かった.

今日はあまり労働では書くことが無い.上司はまだ休暇中でその間にOR関連の論文を読んでまとめた資料を作ることにした. 論文を読めとは言われていないのだが,なんだかんだ情報源としては便利なものである. ただし会社では有料pdfが買えない(買うのが面倒).なので無料のものだけを利用している. 論文を読んだことによりやっとぼんやりとシステム図を描けと言われた問題の構造が見えてきた気がする. 何も手がかりが無い状態で適当にシステム図を描くことなどできない. 今日は一日そんな感じだったが,休暇明けであったことためかとても眠かった. 進捗はいまいち,明日からまた普通のスピードに戻ると良いなと思う.

夜は来客に合わせて作ったものの残りものを夕食にして食べた. メインはスモークサーモン(残り物)とほうれん草(残り物)の生クリーム(残り物)パスタだった. とても美味しかったが油がたくさんで体に悪そうだなあという感じであった.

夜は久々に一人になったので本を読み,どうでもいい記事を書いていた.

人(特にゲスト)と暮らすということについて - jz_trunkの日記

なぜ記事を分けたのかというと,昨日書き終わらなかったからというぐらいの理由だ.

今日は絵はアイディア出しくらいで終わり.方向性定まらず. 諦めた絵を評価されると頭では最後までやりたいと思うのだが,気持ちが乗らないのでしばらく保留. バレンタイン絵と合わせていつも通りまぁまぁの評価を頂いたので,まぁ良い感じ. 評価がたくさんもらえたら嬉しいとは思うけど評価をたくさんもらうために何か行動したりするのは止めておこうと思っている. 趣味は自分の内から湧き出た(少なくともそのつもりになれる)ものが大事という思いがある. もっと効率よくもっと頑張ってというのは仕事にする人がやればよい.

今週は木曜日に飲み会(コミュニケーション力の消耗). なんとか週末まで早くたどり着きたい.

今日の音楽

  • 戸高一生 - けけソウル(アレンジバージョン) かなりよいアレンジでグルーヴを感じる.
  • Hiro - MAGICAL SOUND SHOWER なんだかんだオリジナルのアーケード版が完成されているなぁと思う

人(特にゲスト)と暮らすということについて

完全に長い駄文.

以下,今回の滞在で思ったことのまとめ.人,特にお客さんと暮らすということについては メリットもデメリットもあるけど私は概ね一人の方が好きだという論旨の文書である.

はじめに

今回の滞在者の友人MとNはいわゆる交際関係にあると当人達からは聞いた. 彼らは日本では同棲をしている.Mと私は高校時代からの友人である.去年の11月ごろに今回の滞在の打診があり,了承した. 一方Nとは前回の帰国時およびそれ以前に1回会った程度の知り合いである.

今回彼らは2/7から2/13まで私の借りているアパートに滞在し,私は彼らに寝る場所および朝食,夕食を提供した. 寝る場所については初日はベッドを使ってもらったが,それ以降は少々窮屈ではあったがソファで寝てもらった.朝食はほとんど食材のみの提供であり,夕食は私が調理して提供した.

彼らの目的はこの地での観光,私の目的はこの地での生活である.

生活について

会話

まず,挨拶などのルーティン的な会話が追加される. 人を見送ったり見送られたりで「行ってらっしゃい」「行ってきます」「ただいま」「おかえり」, ご飯を食べるときは「頂きます」などの習慣的な挨拶や発話が追加される.1人暮らしでは言った覚えが無かった.

ルーティン以外の会話もある.日常的な雑談や予定の話合いなど. ここに関してはある程度コミュニケーション力の消費が発生するため,人と暮らす際に疲れるポイントでもある.

また日本語をしゃべる機会が増えた. 日本人が連れ立って外を歩けば日本語でしゃべる.アパート内外で日本語をしゃべる機会が増えたことは1人暮らしの時との大きな違いである.

食生活

三人分のご飯を作るのは大変.食べる人が3人いると作り置きがほとんど不可能になり,毎日食事を作る必要が生じる(価格的には一人分のちゃんとしたレストランでの外食の食事より安く済む.なお私が調理することによる人件費は発生しないものとする). また,今回は同居人がゲストであったため,それなりに手の込んだ料理を連日作って疲労した感はある.また冷蔵庫もそれなりに一杯になるので,そのあたりの運用のしやすさは1人暮らしに軍配が上がるだろう.

同居人がゲストでない場合は誰かだけが作るという状態にはならないし,メニューもそれほど手の込んだものは作らないと期待される. 同居人の存在によって食事に対してフィードバックが得られる点は良いと思った.客観的に自分の料理がおいしいことを保証するのは難しい.

また,ゲストがいたので家でも外でもお酒を飲む機会には恵まれた. 自分ひとりではよほど気が向かないと飲酒をしないので,この点は良かったというかとりあえず楽しむことはできた.

プライベート

同居人,特にゲストの場合は大いにプライベートの時間は失われる. 端的に言って自分のタスクや趣味はかなり進めづらかった.彼らの行動が私に関与しない限りにおいて私の自由時間があった. これは長期的に続く(長期的に同居人が存在する場合)かなりのダメージである. これは彼らがゲストであり私が時間を譲ったこと,また彼らが観光者であり生活時間が一定しなかったことも影響している. 例えば,彼らが外出している時間でも夜7時くらいに帰ってこない場合,何時にご飯を作り始めればいいのだろうかという思考が 作業を邪魔して集中できなくなってしまった.

今回の滞在時では人に時間をずっと譲っていたが,フェアな関係ならば人の時間を貰うこともできるのだろう. ただ,他人に生活を邪魔されるのも,他人の生活を邪魔するのもあまりいい気分ではない. 同居による意思決定の譲り合いが発生することは,MとNの日常会話の中からもなんとなく感じられ, ここをクリアできる人が同居や交際をするのだろうという感じがした. 今のところ私は無理そう.

女性の存在

実際に滞在が始まる前は自分はもう少し女性に免疫が無かったりするかなと思った*1が,Nとも普通に話すことができた. 朝などもベッドまたはソファで人が寝ているなとか,そんな程度の気持ちにしかならなかった(無意識に感度を落としていただろうか?不明). 実家で姉と暮らしていた時の感じが近い.Mも含めて結局人が二人増えたなという感じだった.結局は人なんですよね. ちなみにラッキースケベは無い(鍵がかかる脱衣所があるので当然だ).

些末なこと

  • トイレのカギをちゃんと締めるようになった(一人でも締めろ).
  • 服は人がいても居なくても変わりはない.家では無限にジャージを着て過ごす(部屋着とはジャージまたは甚平のことを指す).
  • 髪が長い人がいると掃除が大変.

以上.良いところもあるけど私は1人の方が楽だなあというどうしようもない話だった.

*1:確かに免疫は無いのだがもっと自意識過剰な部分が自分にあるかと思っていた

彼らは日本に帰れて私は帰れない

月曜日であった.さすがに会社に行くので適当に帰国しておいてくださいというわけにも行かないし 熱心な労働者でもないので有休を予め取得しておいた.

まず朝食にホットケーキを焼いた.最後までお客さんに対して面倒見のいい私であった. そして出来上がったホットケーキはあまりにも美しかった.

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朝食の後は私は自由時間.その後MとNはせっせと買った土産物や衣服等をスーツケースに詰めていた. その後軽く掃除をし,忘れ物が無いかを確認.特に問題もなく出発の準備が完了した. そんなわけで11時くらいには出発の準備はできていたが,フライトの時間は5時なので最後にM, Nとともに街に出ることにし, スーツケースを持って空港へのアクセスが良い駅の周辺をぶらぶらとした.

また,お昼ご飯も食べていなかったため,この地で初めてプライベートでの外食をした. 注文後に気づいたのだが,入った店はベジタリアン向けのハンバーガーショップという面白い店であった. バンズや野菜はそのままだがパテが米と豆を作って作られており,不思議な食感であったが美味しかった. もしかしたら豆腐とか大々的に売り出せば流行るのではなどと思った. 久々の外食で少し刺激を受けたので,料理の幅を増やすためには時々外食もした方が良いかもしれないと思った.

食後は電車で空港へ行き,彼らのチェックインまで見守ってからこの1週間同居したカップルたちとお別れをした. 彼らは日本に帰れて私は帰れない.どうして差がついたのか… 慢心,環境の違い. その後アパートに戻ると少し家が広くなったような気がした*1. しかし,私はこの拠点の1室に閉じこもっていることが多いので特に問題は無い. ただ部屋が静かになったのは確かなので,代わりに音楽をかけておいた.

夜,寝る前に絵と文章を書いた. 文書については元々サクッと1週間を振り返るつもりであったが,同居とはみたいなことを考え始めてしまい 収集がつかなくなってしまったので少しまとめる(あるいは書くのを諦める)時間が必要だ.なので今日はまだ日記オンリー. 実際のところ,コンテンツにするほどの内容が無かったというだけの話でもある. 絵は季節ネタに乗っかってハッピーバレンタインという感じの絵をした.

明日からはまた通常営業で労働が始まる.働きたくない….

*1:ポエミー

最後の晩餐

日曜日.朝8時半に起きた. MとNにとって今日は旅行の最終日であったが概ね市内は見回ったとかで少し郊外のエリアまで足を延ばしたらしい. そんなわけで9時頃には一人になって,その後は概ねいつも通りの休日と同じく本を読んだり絵を描いたりして過ごした.

この週を通して思ったのは,空間的には一人になっていても頭から他人の行動予定などを完全に追い出すことは困難で, 自分のタスクに集中することがとても難しいということだ. 家族が居れば多かれ少なかれその予定を考慮すべきという考えが自分の中にあり(これは必ずしも正しいわけでもないが), それに従った結果,今回もMとNの予定に自分のリズムを合わせたり,少なくとも思考のリソースは取られていたように感じる. 人と暮らしながら何かに集中するのは,かなり無理さが高い.特にこちらが同居人に対して何かをする場合,そこにリソースを取られる.

また,お昼過ぎに夕食の買い物へ出かけた.人数が3倍に増えたものだから冷蔵庫の中身の消費がとても早い. 母親の大変さが分かったような気がする.この日は彼らの旅行の最後の晩餐であったが, 外れが無かろうと思われるハンバーグにした. 夕方までにハンバーグの整形までは完了してしまい,帰るという連絡があってから焼き始めたりしたが, 結局彼らの帰りが遅れたため,3人分作って1人で先に食べていた. 肉は完食されていたが,野菜は残されていた.作った側の勝手な期待ではあるが,残さず食べてくれたら嬉しいように思う(が押しつけは良くないよねというのは承知している).

食後はビールを一杯だけ飲んだ後,私はコミュニケーション疲れしていたので部屋で絵をやることにした. そうしたら彼も彼らで旅の疲れから寝てしまったので,これはこれでグッドコミュニケーションなのではなどと思ったりした. しかし,私が部屋に戻る前まで彼らも元気な感じでおしゃべりしましょうというオーラすら出していたのにこうなってしまうとは…. やはり普通の人達も多少苦労してコミュニケーションしているのかもしれないと思った.

その後は過去の自分の絵を閲覧する愚かな行為などをしていた. センスも技術も無い.今はセンスが無く技術が低いというくらいにはなっただろうか. つらいことが無ければ案外続くものだなぁと思い,つらいばかりの労働が続いているのが不思議に思えた. しかしながら,明日はまだ休み.最後の有休を楽しもうと思う(とはいえゲストの見送りなどでだいぶ時間はつぶれる).

明日少しゆっくり時間を取って今回の件の総括をしたいところだ.

飲酒して日記書くのは無理らしい

土曜日,カップルは朝から観光へ行ったので,しばらくの自由時間を獲得した. しかしながら,週のルーティンは守ることにしたので,部屋の掃除などが行われた. 女性の長い髪の毛は掃除をするととても大変である.日本にいたころは姉の髪の毛が部屋のあちこちに飛び散っていたが, この1週間でNの髪の毛がだいぶ部屋にばらまかれていたらしい. 人間の髪の毛は端的にいって抜け過ぎではないだろうか.

午後はM, Nとともに観光をした.一人では行く機会が無かった市内観光ツアーやビールメーカーの博物館などに行った. 博物館は順路の途中に猫がいて可愛かった.歳をとっていたのか人に慣れているのか猫撫で初心者の私にも触らせてくれた. また,館内でビールを飲むこともできた.そこで飲んでいたら3週間ほど前にこの地に来たばかりだというインドネシア人がおり, 国際交流を楽しんだ.彼もまた3週間ほどだと人恋しくなっており,アジア人に話しかけたのではないだろうか. 日本のアニメやドラマなどを良く知っていた.

また,ここを見ている最中に割と親しかったが会社に壊されてしまった同期から久しぶりに連絡があった. 少し人生を取り戻したのでやっていこうと思っているとのこと.私も人生をやっていきたい.

その後は中央駅の方に移動し,そこのビアバーでまたビールを飲んだ. 冬の強烈な寒さの中ビアバーの中はちょっとした避難所のようになっており,座れないほど人であふれていたが2杯ほどビールを楽しんだ.

その後はバスで部屋に戻り,残り物で夕食を済ませた. さすがにそんなに毎日は料理を頑張れない. 1人暮らしだったら1回の料理で2, 3日は持つところを毎日料理しなければならなくなっている. 日曜日は最後の夕食なのでもう少し力を入れて作っても良いかもしれない.

結局家でもまた飲んでいたので眠くなってしまいまた日記を遅刻した. 飲酒して日記を書くのは無理らしいということが分かった.

月曜日はまた有休を取っている. なんだかものすごく休んでいる気がするけどこれは,やることが無い休みだからであって 実際には有休2日を取得しただけだ.たまにはもっと無駄な休みを取ろうと思った.

総括はこのイベントの後にする

金曜日.有休を使った.まだ日数は大丈夫.

今日は午前中に客人を送り出した後は自室で論文を読んでいた. 残念ながら仕事関連の論文ではあったが許容範囲である.OR系の論文は急に定式化や制約条件が 難しくなることがあり,読むのに非常に時間がかかってしまう.数理のちからが足りない….

結局夕方までそんな感じで過ごし,軽く絵を描いたあとは料理をした. と言ってもメインディッシュのローストポークはほとんどの下ごしらえは完了していたので, 後はオーブンで加熱するだけだった.大変よくでき,MとNも喜んでくれた. ちなみにこの日Nは昼食に生のタルタルステーキを食べたが,それが微妙だったらしい. 旅先でのレストランやメニューの選択は確かに難しいなとは思う.

その後少し家で私も彼らもゆっくりした後は,ライブハウスに行くことにした. 彼らが企画したものだが,1人では絶対に行かないと思ったのでついていくことにした. ライブハウス兼クラブという感じでパリピであった.スピーカーから心臓まで響く低音がすごかった.特にオープニングアクトは テクノともノイズミュージックともつかない音楽で,挙句の果てには自分の心臓音をバスドラムの代わりに使ったりするミュージックだった. こういう音楽はもっと頭がおかしくなる時間帯の音楽では(深夜2時,3時くらいの)という印象だった.

しかしながらその後に出てきたバンドの方はかなりよくて,シューゲイザーアンビエントやちょっと80年台の ポップ寄りなロックのようなところもあり楽しむことができた. 帰りはバスに乗り遅れて次のバスを待つよりも歩いた方が早いという状況になったので,夜の街を眺めながら徒歩で帰った. 楽しかったけど大音量を全身に受けて,耳がつかれた.

そして再び寝るまでは飲酒をして就寝. 久々に日記を遅刻した.いろいろと総括はこのイベントの後にする予定だ. 彼らはまだあと3日ここにいる.

改めて1人の良さを感じる

木曜日.疲れがどっと出た.しかし7時という通常出勤が可能な時間に起きてしまった. しかし逆にこれが出勤時間までに働きたくなさを醸成し,結局わけもわからず在宅勤務という形にしてしまった.

客人たちも7時に起きて朝食を採った後,二度寝して再び起きたのは10時くらい. シャワーを浴びてなんやかんや予定を話し合った後12時半くらいに家から出ていった. 観光客としては動きが鈍いような気もするが,外は寒いしきのうはよく歩き回ったようなので仕方ないことかもしれない. 結局夜遅くまで外を歩いていたようだ.見知らぬ街の夜というのはなんとなく歩き回りたい魅力がある (私にとってはただの居住地なので夜に出歩くモチベーションが無いが).

一方,私はパワポ作図タスクのためにOR系の論文を読んでいて,悪くない1日であった. 特に午後からは1人になり,改めて1人の良さを感じることとなった. 別にこれはMやNが悪いわけではなく,私の性質としてどんなに親しい人でも長時間一緒にいると疲れるということだ. そして,生活が他人の動きに左右されるというのも疲労がたまるのでもって数日という感覚がある. いまの価値観から言うと,結婚などできそうもない.残念だ*1

そんなわけで,この2日ちょっとの生活で暗に疲労が溜まっていたせいもあるのか, 5時から2時間ほど寝てしまった.起きた時点からコミュニケーション疲労に自覚的になったので, 明日以降彼らと行動する予定もあったが,それを止めようかと思った. 国内旅行はもう少し暖かくなってから1人で行けば良いのである. そんなわけで,明日以降は理由なき休み(最高)にしようと思う. なんだかんだ彼らもそのほうが異国情緒を感じられて良いのでは無いだろうか(後付の自己正当化).

夜は客人がいない間に絵を描いていた.その後客人が帰ってきたのだが, その時にこやかに対応した自分にちょっと引いた.対人モードは力の消耗が激しいのだが,社会は毎日のようにその力を振るうことを要求してくるのであった.

今日の音楽

  • Onra - Still Broke フランスのビートメイカーらしい.ちょっとWu-tangっぽいようなヨーロッパからみたアジアへの趣味を感じる.

*1:本当は残念だとすら思っていないことが問題でもある