欧州の別の地方にやってきた

水曜日．

一応夏休みという位置づけで欧州の別の地方にやってきた．目的は純粋に観光．一通り終わってからまとめてそのあたりの話はしようかなと思う．

家を朝7時半に出て空港へ．こんな時間だが相変わらずの満席であった．機内では本を読んですごしつつ目的地に到着．ひとまず市内に移動してホテルのチェックインをすることにした．気温が30度まで達して非常に熱く，しかもヨーロッパらしい石畳で消耗した．

13時頃にホテルにチェックインした後も，荷物を置いて街へ出たが，あまりの暑さと空腹（結局お昼ごはんは食べなかった），そして長距離の歩行により消耗した．それに観光地に来て最初にマネー使用がスーパーでの買い物というのも如何なものかとは思う（しかしこれはヴェネツィアでも同じことをした；観光地に金をあまり落とさない観光客）．夕方にビールを飲んだのも影響して，ホテルに戻って2時間ほど寝ていた．その後再び夜の街（しかしいまは明るい）に繰り出し，やや夕焼けに染まる街を楽しんだ．結局夕飯はスーパーで買ったパンとハムとチーズで済ませてしまった（観光地でも特に食に強い興味が湧くわけではない）．

印象としては滞在国と似ている部分も結構あって，欧州にいないほうがより日常とのギャップとの意味では楽しめたのかもしれないと思った（逆に言うと滞在国は割と欧州然とした良い街なのかもしれない）．歴史的な広場や建物が美しい一方で普通に現代っぽい部分も見える．こういうところも滞在地と結構似ている．

ひとまず今日は市内をひたすら歩いて建物や広場での雰囲気を楽しんだので，明日は丘の上にある城の方に行ってみる予定．街を歩くこと自体なかなかおもしろみがある．あまり事前に準備をせずに来てしまったのでかなり行き当たりばったり感がある．それにしても暑さと歩きで本当に疲れた．観光をするためには普段からの外出と歩行の慣れが必要だ…．