時には受動的なコンテンツ摂取を
昨日の夜はやや夜更かしをしたのだが,7時半に目が覚めてしまった. 仕方なくそのまま起きることにして,朝食をコーンフレークで済ませた. その際に昨日の買い物で牛乳を買うのを忘れたことに気づき,仕方なく買い物に行くことにした. ついでに,少したまってきた空き缶のゴミ捨てをして,さらにそのついでに市内へ行くことにした.
あいにくの曇天(秋冬は晴れる方が珍しい)だったが,市内のフードコートで何も買わずにぶらぶらしたり, その近くの100円ショップみたいなところで生活雑貨を買ったりした. 牛乳を買うこと以外は目的があったというよりは休日に外出する練習というつもりであり,その意味では成功と言えるだろう. 郊外の美術館に行こうかとも思ったけれど,いま休日に頑張るとつらくなりそうなので止めた. 結果的に午後からは強い雨が続いていたのでこの判断は正解であったといえる.
昼過ぎからは漫画のARIAを読んでいた.先日ベネツィアに旅行にいったことにより作品のあちこちの風景がわかり,さらに作品が好きになった. アニメや漫画のモデルになった場所を聖地巡礼というらしいが,一般的にはアニメの背景や街並みを頭に入れて現地に行くのだろうか. しかし,正直なところベネツィアの旅行中はそこがARIAの舞台のモデルであることは知っていたけれど,特になんとも思わなかった. ところが,改めてARIAを読み直すと自分の行った場所や見た場所が漫画の中に描かれており,そのことがとても面白く感じられた. つまり,私はアニメや漫画のモデルになった街に行くことよりも,自分の知っている場所がアニメや漫画に登場することを面白く感じているのかもしれない. アニメや漫画をもとにした建物が現実に作られた場合,自分はどう感じるのだろう.
その後は少し論文や各種資料を読んだりしたけれど,あまり頭に入ってこなかった. 疲労のためかインプットであっても能動的なものがうまくいかなくなっているようだ. 夕方からは音楽を聴きながら机で寝たりしていた.
夕飯を冷凍ピザで済ませ,ジブリの『風立ちぬ』を見た. とにかく再生ボタンを教えてしまえば,2時間は椅子に座っているだけでコンテンツが入ってくることが今は心地よく感じられる (漫画や小説はある意味では1ページごとに次も読むという能動性が要求されているのではないかと感じた). 時には受動的なコンテンツ摂取をすることが良さを与えてくれることを再認識した一日だった.
今日の音楽
- EVISBEATSとPUNCH&MIGHTY - 夜風に吹かれて
- EVISBEATS - ゆれる feat. 田我流
- EVISBEATS feat. Itto 蛍 (ほたる) コピペだけど表記ゆれが激しい…
- Nujabes - After Hanabi
- 加藤登紀子 - 時には昔の話を*1
*1:タイトルを文書から拾った後にこの曲を思い出した