jz_trunkの日記

日記.できるだけ毎日書こうとしている.

2017年の振り返り

年末なのでいろいろと振り返りやらただのメモをそのまま公開したりします.

仕事

冬からは結局書類労(特許とか報告書とか)や過去のプログラムをリファクタリングするような話が多かった. あとは春先に上司だけ帰国して置いて行かれた.その後私は来年まで残って欲しいという話があったので嫌ですといってその時から行動を始めてしまった.途中からは自分が行動を起こしたので,引き継ぎがメインとなった.そういえば資料の翻訳なんかもやらされた.今はあの場所はどうなっているのだろう.結局あまり連絡をとっていないので,よくわからない.そして記憶が既にほとんど無い.

新しい環境ではとりあえず幾つかの古いトピックをサーベイして資料づくりなどはした. 後輩たちは自分の昔よりも遥かに優秀に思える.すごい.あと流石に今はだいたいおぼえたけれど一気に多人数の顔と名前を覚えるのがひどく大変で苦労した.

あとは発表ではないけれど久々に幾つかのワークショップに聴講に行ったりなどなど. あとは,以前やっていたことをわずかながら拡張した話で原稿を執筆中.うまく通ると良いのだけれど保障はないのでとりあえずやるだけやってみる.

結局深には触っていない.ちょっと気になるトピックはあるので触って見ようかなというものもある. しかし,もう少しトラディショナルで理解すら自分には難しそうな方に興味が向いてしまうのはなぜなのか. いずれにしてもなんとか業績を生み出したい…. そのために年末年始は執筆に時間を取ることになっている.

今年はメモをとった.年初から逐次的に更新する記事にしても良いかと思ったが結局そうしなかった. 基本各項目の上から順に読んだりやったりしていたはず.日付のメモり忘れが多い.

  • ジョージ・オーウェル1984年』
  • 白石 定規『魔女の旅々』1
  • 森田季節『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』
  • アーサー・C・クラーク幼年期の終わり』(2017/2/7~2017/2/28)
  • 蘇之一行『漫画の神様4』(2017/3/1~2017/3/3)
  • 白石 定規『魔女の旅々』2(2017/3/6~2017/3/14)
  • 塩野七生『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―』(2017/3/14~4/15頃中断)
  • 長谷川 修司『研究者としてうまくやっていくには 組織の力を研究に活かす』(2017/4/15頃~2017/4/23)学生から指導者まで読める.その都度読み直すと目線が異なって面白いかもしれない.
  • 吉田 洋一, 赤 攝也(せきせつや)『数学序説 (ちくま学芸文庫)』(2017/4/23〜2017/6/15) ボリュームがあるし,色々あってあまり本を読まない時期もあり,時間がかかった.数学(おもに幾何学と代数)の発展と歴史について書いてある.証明はだいぶ飛ばして読んでしまったが,幾何学や代数の近代化への流れなどは面白い.
  • 白石 定規『魔女の旅々』3(2017/6/16~2017/6/30)
  • 三宅 隆太『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』(2017/7/1~7/23)ストーリーを考えるという考えが無かったので,2年ほど前に話題になったときに買った本を読んだ.要約すれば,ストーリーとは登場人物の抱える問題が行動によって(視聴者に見える形で)解決されるという主張.その他既存の物語を抽象化して抽出するなど.時間が経ってからもう1回くらい読んでもよいかもしれない.
  • 賽目 和七『人形遣い』 (2017/8/17)
  • 白石 定規『リリエールと祈りの国』(2017/8/19)
  • エステール M フィリップス (著), デレック S ピュー (著), 角谷 快彦 (翻訳) 『博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック』
  • 森博嗣森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!』
  • 森博嗣『神様が殺してくれる』
  • 森博嗣『つぶやきのクリーム』(-9/11)
  • つちせ八十八『ざるそば(かわいい)』
  • 漢 a.k.a GAMI『ヒップホップ・ドリーム』-10/4
  • 井原康隆『志学数学』10/5-10/7 数学の研究についての本だけど結構研究全般で成り立つ気がする.
  • 金森修、塚原東吾編『科学技術をめぐる抗争』10/8-
  • 吉岡斉『科学革命の政治学』 10/20-21
  • なめこ印いづれ神話の放課後戦争』10/18-10/20
  • 吉岡斉『テクノトピアをこえて―科学技術立国批判―』10/20-25 上の同じ著者の本と合わせて課題図書みたいな感じ.このあたりかなり本を乱雑に行ったり来たりしていた印象.
  • 森博嗣イナイ×イナイ PEEKABOO』10/28-11/8
  • 森博嗣キラレ×キラレ CUTTHROAT』
  • 芥川也寸志『音楽の基礎』-11/20 あまり面白くなく途中で断念
  • 小川一水『天冥の標Iメニー・メニー・シープ上』11/23-27
  • 小川一水『天冥の標Iメニー・メニー・シープ下』11/28-30
  • 岩波明『大人のADHD ――もっとも身近な発達障害』11/30-12/16
  • 小川一水『天冥の標II 救世群』12/17-20 感染症対策がメインのお話.リアリティのある人間や社会の邪悪さ.

こう並べてみるとぼちぼち読んでいるというか,なんだかんだ一番消費数の多い娯楽かも知れない.可視化は大事(??).

漫画

思いの外読んでいる.

ゲーム

  • 『The Witcher 2』(2016/12末~2017/1中旬まで?)
  • 『ICEY』(2017/3/3~3/10)お手軽スタイリッシュアクション2D横スクロールアクションゲーム.ストーリーはちょっと奇をてらいすぎかなという感もあるが面白かった.防御力が紙なので結構難易度が高い.
  • ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3DSの方.グラフィックがきれいになってたり,ちょっとアイテム配置が違ったり,追加要素も少しある.
  • 『The Witcher 3』(2016/5月~6月末)追加DLC未クリア.それでもサブクエとかだいぶやったせいか190時間もかかった….
  • 『Enter the gungeon』散発的にプレイ.それゆえかなり浅い階層でいつも死ぬ.
  • 『Phantom Breaker: Battle Grounds』ふっ飛ばし爽快アクション… と言いたいところなのだが敵の攻撃で容易にハメられたり,必殺技の発生を潰されたりするのが楽しくない(わがまま).
  • 『Project X Zone2』経験値稼ぎのために戦闘が長くなりがちでだるい.でもいろんな作品のキャラが掛け合いをするのはやっぱり楽しい.

やはり大きかったのはWitcherシリーズではないだろうか.去年末はWitcher1をやっていたが,随分ゲーム性も変わったりしつつ,1~3までどれも結構面白かった.

勉強関連

  • 北川源次郎『時系列分析入門』(2016/12~2017/1くらい?途中まで)
  • 小林昭七『曲線と局面の微分幾何』(2017/2~4/30 最終章の極小曲面は機会があれば読む.)
  • 村田昇『情報理論の基礎』(2017/5/1~2017/6/30) 受験の準備とかで進められない時期もあり.時間がかかった.情報幾何のごく基礎的な部分,あとはモデル選択についての記述の方がリッチな感じ.
  • 山田功『工学のための関数解析』(2017/7/1~9/24 最後の章はちょっと今ではないので,また機会があれば(いつもの))
  • 行列多様体上の最適化(特にこれという本を読んだわけでもないが,自然勾配とかグラスマン多様体がどうとかいう話に一瞬かすった)

あとは論文(あまりまとめていない)?いずれにしても労のときには必要なかったものなのでそれほど大きい進捗は無し.今はそこそこ必要なのだが,たまには無関係のものも勉強したい気持ちがある.

今年はたぶん良かったのだと思う.そこそこ力の入った絵も数点だけど描くことができた.それで絵を一層好きになったし,時と場合にもよるけど人生に楽しみを与えてくれるときもあれば,絵が原因で人生が壊れることもあった.それでも全体的に言えば割と褒められが貰える1年だったと思う. いい感じに描けてるものを別ページに纏めた. jz-trunk.hatenablog.com

反省としては,常に描きたくてなおかつちょっと頑張ればかけるくらいのものを持っておかないといけないなという気持ちはある.あとは環境を変えた後は外にいる時間が増えたため,時間の確保が難しくなったというのもある.このあたりの折り合いのつけ方は今後の課題.

また,たまに高い褒められが欲しい症候群は相変わらずあって,褒められたい.RTとかされてみたいという浅い気持ちがある. 結局これはどうしたら良いのだろう.自分側でのコントール性が低すぎて如何ともし難い.

  • プラハ(夏休み)
  • ロンドン(退する前に呼ばれたので)
  • 滞在国市内外(時々電車で出かけたりもした)

もう少しあちこち行ってもよかったのかもしれないが行動力があまりない.そのうち縁があったら行くかもねという程度でいい.ところで国内なら温泉に行きたい.

日記

1年毎日書いた.日記以外はほとんど書かなかったように思う. 振り返って見るとあの頃の気持ちみたいなのはそこそこちゃんと残っていたりして,便利. 一応これもバックアップとかとっておいた方が良いんだろうか? とりあえずもう毎日やることに慣れてしまっているので来年も惰性で続くでしょう(たぶん).

音楽

今年もなんやかんやいろいろ聞いていたのだけれどメモっていたわけではない.来年は小説や漫画同様に聞いたアルバムくらいは残しておこうかなと思う.

料理

帰国してからも週末くらいはある程度やるようにしている.ただどうも日々の料理というよりはちょっと頑張ってる感があるのでそこはもう少し何でもない料理もやりたいところ. あと食材のセットが欧州の激安アイテムにオーバーフィットしている感があり,日本の安いもの,たまには安くないものも取り入れていきたい.たまにはちょっと頑張った和食とかもつくりたい.

お菓子作りはほどほどにやった.しかし,帰国してからはマフィンとメレンゲクッキーしか作っていない. 来年は

料理に関してはどちらかと言うと生成過程を知って,少なくとも1回は実行してみることに興味がある.食べることそのものはまぁまぁという感じ?あと材料費は安さが正義.洗い物は好きじゃない.

映像

これも正確には覚えていないが覚えているか記録に残っている範囲で

まぁ来年もいくらかは見るのではないだろうか. アニメはなぜかほとんど見ていない.もともとあまり見ていないのだけれど.

人生

  • 帰国休暇(研究室訪問,中学時代および高校時代の友人と飲み会)(2017/1/15~1/27)
  • 友人とその彼女をヨーロッパ拠点に招待(2017/2/7~2017/1/13)
  • 2017/4/21 オフィス引っ越し完了.
  • 2017/6/1 帰国して試験うけたり.
  • 2017/7/19-22 チェコプラハ旅行.
  • 2017/8-17-19 ロンドン出張
  • 2017/8/20-21 帰国.
  • 2017/8 退
  • 2017/9 入

死ぬまでにやることリスト

なんとなく気持ちから作ったリスト.書いてあることがふわふわだったり具体的だったり.

  • (元)滞在国に旅行で行く
  • ベネツィアにまた行きたい
  • 高いオーディオ機器で音楽を楽しむ
  • 最高の絵を描く(あいまいすぎる…)
  • 人形をお迎えする
  • 博士号を取る
  • 衰えきる前に死ぬ

以上です.ふわふわしている.気分次第で書き換えたりするのでそのうち具体化したり消えたり増えたりするでしょう.

総括

端的に言えば激動の1年だったと言えるように思う.我ながら思い切ってしまったものだ. 因みに去年の総括では

とりあえず帰国までは息をひそめて暮らして… その後はどうしようか,考えていかなければならない.

などと書いており,完全に当時は予想しない形になっている. 今後どうなるかは怪しいものだが. それはそれとして,人生の動きが大きいと自分自身は平穏なフリをするというところがあり,結局のところ終わってみればそんなものかもなという程度の気持ちでいる.とりあえず収入が欲しい.現在は毎月圧倒的赤字を垂れ流して生きている.それにしても実家への上納金が高い….

そんなわけで始めてしまったことは仕方がない(???)ので,きっちりやるべきことをやって来年は適宜成果をだしていきたい.あと,短いながら今年の反省として,やはり文書はストックがあったほうがいい感じがあるので,週にいくらかの執筆の時間というのをとっていきたいと思っている.

コンテンツ消費はまぁまぁやった気がする.あとは始めて記録に残してみたので,これは来年もやっていこうと思う(年末のコンテンツにもなるし). コンテンツ生成は来年もぼちぼちやっていきたい.もう少し上のレベルにいけるかはわからないけれど. あとはバックアップをサボると悲しいことが起こることがあるので,バックアップをきちんとやろうと思った.本当に.

料理はもう少し機会を増やしていきたい.新しいことにチャレンジしてみようという意欲はある(実際にやるかはわからない).

まぁ今年は終わってみれば何かをやった1年ではあると思うので,来年もやっていく1年でありたい.