校正の作業はまるでループもの

火曜日．

仕事始めはすでにしていたのだが，朝はつらかった．しかし，起きて弁当を作り，朝食を食べ（やや食べ過ぎ；〆鯖の押鮨）出発した．

あまりの眠さに部屋に到着後コーヒーを入れたりと無駄な時間が多く，これでは早く来た意味が無いのではと思ったりした．別に誰に頼まれているわけでもないのだから，こういう場合は布団の中で回復に努めた方が人生に対して真面目に向き合っていることになるのではなかろうか（言い訳っぽい）．

その後は校正．すでに3周目を迎えており，校正の作業はまるでループものであるような気がした．毎ループで微妙に世界の有り様が変わっていき，徐々に収束していく感じ．たまに世界崩壊の危機が訪れることもあるが．

その後は講義へ．心理学の一般教養的なアレだが今回は個人的に良さがあった．今回は道徳性の話だったのだが，その中で嫌悪感を刺激するための刺激文というのが紹介されていて，"Affect, Culture, and Morality, or Is It Wrong to Eat your Dog?"という論文から引用されているのだが，

• Dog: A family's dog was killed by a car in front of their house. They had heard that dog meat was delicious, so they cut up the dog's body and cooked it and ate it for dinner.
• Chicken: A man goes to the supermarket once a week and buys a dead chicken. But before cooking the chicken, he has sexual intercourse with it. Then he cooks it and eats it.

などがあって講義中に思いっきり笑いそうになってしまった．実際にそういうシーンがあったら何か感情も湧くかもしれないが，字面だけ見ている限りではおもしろコンテンツっぽさがすごい．ちなみに被験者はアメリカ人とブラジル人なのだが，どちらの国でも社会経済的地位が低い人ほど上のようなものを道徳に反すると感じるというのが結果らしい．

その後居室に戻ると，ボスの校正の前半が帰ってきたので，それをマージした．後半については結果がペラペラなのでそこも相談しないとダメかなあという気持ちがある．どうなることやら．それでもなんとか投稿はできそうな気がしてきたので進捗はあったものと定義する．

寝る前もすこし書きをやった．徐々に紙面が足りなくなってきた感がある．明日は少し文章の縮約などをすべきだろうか．あとは来週あたりに発表などもやる感じになりそうな予感．実験用のプログラムが肥大化してきたのでこのあたりで少し整理しておきたい．